下記のように、第10回 場の言語・コミュニケーション研究会定例会を開催いたします。ふるってご参加ください。
日時 平成26年12月13日(土)午後2時~午後5時半
場所 早稲田大学 26号館(大隈タワー)501
[大学構内マップ]
発表者 熊倉千之先生
テーマ 『日本語の深層――<話者のイマ・ココ>を生きることば』 (2011筑摩選書)からのご講演
*上記のご著書ををお読みいただいたうえでご出席いただきまして、ディスカッション等をすすめるようにいたしたく、何卒よろしくお願い申し上げます
概要:
1 言語文化の前提: signifier/signified(形態と内容)の統一性
2 ヤマトコトバの音声signifiant/意味signifiéの必然性
3 話者の視点しかない日本語、その<イマ・ココ> の時空間(場)
4 動詞の活用: 活用形の種類とその意味
5 名詞・形容詞: 話者 (personal/subjective)認知
6 日本文学の作者とその声(なぜ『源氏物語』[漱石]
が過去1000[100]年誤読され続けてきたか)
7 日本語/西欧語(中国語)の差異の認識と教育改革
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ご講演の後、「場の言語・コミュニケーション」についての全体としての討議を行います。